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「哲学思想を持つ」
by s03904km
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管理社会に浸る
ここ数日ずーっと浮き足立ってる。あー。

今日で湘南台の家ともおさらば。
ここに来てかなりやることを残しすぎた。

内定式後、米国滞在用の注射打ちまくって、
部屋掃除して、車に荷物積んで東名かっとばしてお引越し。
不動産屋の内見立ち会って、電気、ガス、水道止めて転居届出して、
住民票抜いて、荷造りして。会社にも住所変更連絡して。

とりあえず体を酷使した。
金で解決できるとこも体を使った。

自分でやるって労力いるけど結構勉強になります。
これは一人暮らしのメリットだと思う。人様の生活がどういった風に
成り立っているのかを垣間見ることが出来る。

日本って生活するだけで何で色々な手続きとか書類とかハンコとか
付いてまわるんでしょうか。もっと適当でいいじゃん!といいたいが。
管理されてるな。。畜生め。年金をしっかり管理しろ!といいたいが。


とりあえず今日は何もない部屋で布団一枚敷いて寝る。
ボストン着いて落ち着いたらまた色々書きます。
# by s03904km | 2007-10-12 00:06
申し遅れましたが・・・
申し遅れましたが・・・_f0018978_1956258.jpg


無事卒業いたしました!!



先日はアメリカ大使館の面接へ行って参りました。
(スチューデントビザの取得のため)
セキュリティチェックが厳重で、大使館周辺を歩いているだけで
「大使館に御用の方ですか?」  とお咎めを受ける。

うーん。なんとなく権威的な空間にいると自分が反骨野心的になる
のを感じる。不思議不思議。

肝心の面接はというと、、
ただでさえギャグとか言えない空気だし~
やっぱり英語での面接だから緊張するな~

なんて思ってたら


面接官 「 あめりかハ3カゲツダケデスカ??(聞き取りづらいが日本語) 」
       
おれ   「 い、いえす (なぜか英語で返答) 」

面接官 「 ツギハモットナガクベンキョウシタイデスカ?? 」

(よくわからんが、またアメリカに戻ってくるのを前提にしてるらしい)

おれ  「 お、おふこーす  !!(ノリで返答) 」

面接官 「 Good! ヨイコタエデス ザブトンイチマイ !」

おれ  「 ・・・・・????」

面接官 「 コレニテメンセツシュウリョウデス サヨナラ 」



とりあえずビザは取得出来た笑。
でもおれが放った言葉は 「いえす」「おふこーす」 のみ。
アメリカは他国に対して厳しいイメージがあったので何聞かれても
いいように準備していたのに。イスラエルの出入国審査で散々いじめ
られた経験があったので、逆に拍子抜けしてしまった。

書類審査がメインで面接はご愛嬌でした。
# by s03904km | 2007-09-30 20:14
西域記①(印度だよ~)



インドから帰国して⑩日程経った。まあ色々と楽しい旅で、ごちゃごちゃ整理し
ようと思ったけど、どうまとめようにも難しいので時系列的に旅の過程を何度か
にわたって書き殴って行こうと思う。

今回の旅のルートは初のインド旅の王道とも言うべきルートで、デリーから入り
、ジャイプルやアグラ等観光都市を行き、その流れで西のバラナシ、ブッダガヤ
なんかの宗教都市を巡る、そして最後は東の大都市コルカタでアウト。
(これはあくまで当初の予定で、結局コルカタまではたどり着けなかった)

成田から北京経由でデリーに行く。北京からの乗り継ぎ便を待つ段階ですでに
インドの旅は始まりつつあった。ラウンジには白い髭を蓄え、ターバンを巻いた
インド人と思しき御老人が一人また一人。

「おお、のっけからインドっぽい!!」

と思いつつ、インド人観察。そうやって時間を潰している途中、一人の日本人に
声をかけられた。女、すっぴん、眉毛が無いヒドイ顔。聞くところによると彼女は
東京の大学に通っているものの学生生活の大半をキャバクラと毎晩のクラブ
遊びに費やしてきたらしい。インドは2回目だというので彼女に色々とインドの
解説を受けることに。インドの事前知識は殆ど持たずに来たので「ほぉ」と頷き
っぱなしだった。まず、インド人のステレオタイプとも言うべきその辺にいる髭に
ターバンのおっさん達。彼らはシク教徒なる人々だという。インド人のイメージ
そのままだが実は彼らはインド本土ではマイノリティ。ヒンドゥー教徒ではない。
故にカーストにも属しておらず、インドにおいては特異な存在らしい。しかしその
インパクトたるやすごい。本土ではマイノリティかも知れないが空港内ではその
シーク教徒が目立つことこの上ない。

インドでの疑問その1

「空港には何故かシク教徒が多い→シク教徒は
海外に用事のある人間(理由は定かではないが何らかの理由アリ)」

今思えば帰国のときも空港ではシク教徒が多かった。これは謎である。
Wikipediaで「シク教」を検索してみたところ、

「公務員や軍人として登用されるなど社会的に活躍する人材を多く輩出し、
職務等で海外に渡航したインド人にターバンを巻いたシク教徒を多く見かける」

なるほど。ちゃんと理由があるらしい。要は職業柄海外に行くことの多い人
たちなのだ。しかしなんでまたシク教徒が・・。まあそのおかげ?でわかりやす
いインド人像が我々に植え付けられているわけだが。しかしこの人たちは見れ
ば見るほど不思議な人たちだと思う。彼らの顔を熟視していると色んな物語を
想像してしまう。彼らがコカコーラの紙コップを持ってただけで、

「うおっコーラ飲んでやがる!!」

などと思う。おれと同じ人間とは思えない。(事実、今まで生きてきたバックグラ
ウンドを省みるに、おれと彼とで同じ生物学上のヒトとは思えないほどの違いが
あるのだろう)それ程インドの宗教は神秘的だ。インドは色んな面で日本と異な
るが、おれがインドに来て一番興味を持ったのはやはり宗教。また後日書くつ
もりだが宗教にははまったし(入信はしてないです)やられた。自分が無宗教だ
から余計に。


デリーの空港に着いたのは深夜、とりあえず朝日が昇るまで免税店で購入
したタバコを吹かしつつ女のインド話に聞き入る。インド人の性質、ルール、
生活習慣などなど。彼女が前回にインドに来たときに訪れたのはデリー、
バラナシ、コルカタの3都市のみらしい。期間は1ヶ月程だったが、旅の途中
デング熱という恐ろしい病気にかかり、旅程の半分ほどを棒に振った。散々な
旅にも関わらずインドに舞い戻ったのは、それでもインドが気に入ったから。
眉毛ねえこの女もインドという国もただ者じゃねえと思いつつ夜は明け、デリー
市内へと足を向けた。


西域記①(印度だよ~)_f0018978_2515425.jpg

↑シク教徒。もっと年食ったおっさんは髭が真っ白。視線も遠くなり、
 不可思議度が増す。↓
西域記①(印度だよ~)_f0018978_2521128.jpg





デリー


「デリーが好きだ」というインド旅行者は少ない。勿論インドの首都だし大概の
ものは揃うし地下鉄を始めインフラもまずまずでインドの中では最もオーガ
ナイズされた都市だ。中国で没収されたコンタクトレンズの保存液もすんなり
と入手出来た。(ドラッグストアにも関わらず大量のハエで不衛生だったが)

問題はデリーの人間。他都市へ出るための鉄道やバスのチケットを買うのも
デリーのインド人を相手にするとそれなりの時間を要する。おれも地図と時刻
表を提供しているといわれ、インフォメーションセンターなるものに行ってみた
ところ、いきなり旅の予定を聞かれ大まかに説明すると、やれその日は祭だ、
デモがあるだの何かと理由を付けて、鉄道が混むから今のうちに予約しろと
催促される。「じゃとりあえず、さっき言った旅程でかかる費用見積もって」
と言うと法外な料金。色々とケチを付けるとみるみるうちに言い値が下がって
いく。それでも高いので交渉もほどほどに偽インフォメーションセンターを後に
する。その後初日のインドで色々な押問答しながら、インド流を少しずつ学ん
で行く中で気がついたが気分が悪くなる程の悪人はなかなかいない。基本的
にぼったくって来るものの、無類のおしゃべり好きが多く、脱線して他の話に
夢中になると商売そっちのけ。中にはぼったくりのからくりの説明を始めて、

「おれの店は他に比べてぼったくってない方だからおれんとこで買え」

「おれが旅行代理店に日本人を連れて行くと50ルピーの仲介料が貰える。
何も買わなくていいからその店まで同伴してくれ。頼む。」

なんてぶっちゃける連中もいる。基本的にインド人としゃべって損はしない
印象。いろんな事教えてくれる。ただ、、、一番いけてるインド人は無口なやつ。
何か買うとき、お願いするとき、露骨に嫌な顔しながら面倒臭そうに

「ほら、そこにサインしろ。さっさとしろ。」

といった具合に仕事をこなすおっさん。
そんなぶっきらぼうな態度でありながら、明朗会計、仕事はパーフェクト
だったりする。これはインド旅行全般を通して感じた。



インドにおける信用度

『 雄弁(なおっさん)は銀、沈黙(なおっさん)は金 』 



デリー→ジャイプル→アーグラのチケットを入手。2~300ルピーほど。
2007年現在1ルピー3円足らず。藤原新也の『印度放浪』では1ルピー
20円だか30円だかと記述があったが、両国の経済の趨勢が劇的に変化
したからか、印度でなんらかの通貨改定が行われたのか知らないが、
時を経て随分と円とルピーの関係が変わっていた。
# by s03904km | 2007-09-28 02:48
帰国
帰国しました。


とりあえず、インド、良いところでした。
インド人もいい人たちが多かったです。


日本に帰って来るとめんどくさいことが多い。。
感動はおいおい。


(以上、小学生の作文並)
# by s03904km | 2007-09-19 05:25
ヒマラヤの麓にて
ここ数日山に入ってました。
そろそろインドの喧騒が恋しいので明日デリーにかっとびます。

旅ももう終盤。
あー。。予想通り旅の予定消化出来ず。

そして旅を通して色々な事が頭をよぎったけど、
水蒸気の様にすぐ消えていく。消えたけど頭の片隅に
残骸が残っていることを祈る。

でも色々な人々と交わる度に人生を歩む活力が増すのは
間違いない。さまざまな人生に出会い、自らを省みる。
# by s03904km | 2007-09-09 21:26